オープンカフェ:キューカル・ポストカフェの運営(長野県軽井沢町/2011-)

kyukaru_all 「旧軽井沢銀座」は、国内はもとより海外からの観光客や別荘所有者の注目を集める軽井沢を代表する観光地でありながら、近年はその人気に陰りが見え始め、一部に空き店舗が見られるなど楽観を許さない状況となっている。空き店舗が増えたことで、まちの賑わいの連続性が分断されており、ますます来街者の旧軽井沢銀座離れが進むのではないかと、地元では大きな危機感を抱いている。
 そこで旧軽井沢銀座商店会のほぼ中央に位置する郵便局の駐車場が夏の期間は遊休状態になっているのを利用して、そこに2台のキッチンカーと30席程度のパラソル付き休憩スペースを設置し、オープンカフェの運営を行った。実験期間中は、利用者に対するアンケート調査を実施し、オープンカフェ空間の必要性や満足度を確認するとともに、旧軽井沢銀座のまちの課題を抽出した。